親の望み通りに生きないと親不孝?

親の敷いたレールの上を走り続けられるか?

昭和生まれの女性たちは何を望まれたか

平成も終わりに近づきましたが、

私が10代を過ごした昭和の時代はどんな親子関係で

どのように将来を決めてきたのでしょうか?

 

先日地元名古屋で小学校の友人と会いました。

なんと43年ぶり(笑)

 

彼女は私の友人の中でもいち早く結婚し

子供を二人授かるという

当時の理想的な女性の人生を歩みました

現在は孫もいて

まさに理想的

 

彼女いわく

「もちろん不幸ではないけれど何もできないのよ私」

 

当時は親も周囲の大人たちもこれが理想だと

私たちに説いてきました

でもそれは本人の望んだ人生とは違うのかもしれません

 

女性は(稼ぎの)良い旦那さんを見つけて

結婚して、専業主婦になって

子供を産んで(2人以上)育てる

それが幸せなんだと教え込まれてきました

 

そしてそんな昭和の親の元で育った

平成の子たちが就職し始めました

 

自分がどうしたいのかわからない
自分の力で羽ばたきたい

親のレールから外れる時

 

ー娘(高3)が学校にも塾にも行かなくなってしまった

もうすぐ受験なのにどうしたら良いかー

という母からの電話相談

 

そのお嬢さんは

小さい頃からとても良い子で

明るく元気で勉強もできて

なんとピアノでは全国レベルで優勝してしまうほど

だったそうです

 

何度も舞台で表彰される子供の親として

嬉しい思いをさせてもらったそうです

学業成績もよかったので

医学部に入れるように最善の環境を与えてきたのに

なぜ今ここで

受験目前で

学校に行かなくなり

成績も落ち始め

塾にも行かなくなってしまったのか

 

そして母娘で言い争うようになってしまった

 

こういったケースでは

親がどれだけ

「どうして学校に行けないのか」と問いかけても

10代の子供の方は答えられないことがほとんどです

本人もどうしてそうなっているのかは説明できない

ただ学校に行こうという気力が出ないので行かないというだけなのです

本人もわからなくて困っていることが多いです

 

私はおおよそこんなお答えをしました

 

ご両親が喜ぶ顔が嬉しくて彼女は頑張ってきたと思う

でも今ちょっと疲れてしまって

親が勧める医学部に本当に行きたいのか

ピアノを自分は続けたいのかどうか

周囲の子たちが経験してきたような普通の日常が自分にはなかったのではないか

自分の人生って

本当にやりたい事って

など

様々な思いが巡っていて消耗している時期だと思います

お母様の焦る気持ちは十分理解できますが

ちょっと休ませてあげたらいかがでしょうか

 

親のレールから外れようとする時

子供の方はとても消耗します

親の望む方向ではなくなっていることを

自分が一番よく分かっているからです

 

あなたは親を喜ばせるために生まれてきたのではない

現在の親世代、特に母親は

大卒という学歴を持ち、社会人として男性と対等に仕事をする女性

という理想像を我が子に投影しがちです

 

でもそこにはその子の望みが含まれていないことも多いです

 

平成生まれのお子さんたちは

親の望み通りに生きることを自然にやってしまっています

ただそこに「自分」がいないことに

だんだん気づきます

そして苦しいのです

 

親の敷いたレールから外れる恐怖もあります

自分に責任を持たなくてはならなくなるから

 

お若い方々によく私が言うのは

「自分の人生だから自分で決めていいんだよ」

「あなたが幸せにならなくちゃ意味がない」

「あなたが自分の選んだ道で幸せそうにしていたら

いつか周囲も理解してくれる」

「親を喜ばせるためにあなたは生まれてきたわけじゃない

あなた自身が幸せになるために生まれてきたんだよ」

 

お若い人たちをあれこれ言う前に

自分たちが次世代のために何ができるかを考えていきたいですね