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社員がうつ病になった時の対応 その2

社員がうつ病かもしれない

社員がうつ病?会社はどう対応すればいいの?

「社員がうつ病になった時の対応 その1」で事例を挙げましたが

会社がどうすれば良いかをお伝えしますね

うつ病対応のカギは?

メンタル不調者を発見する

先日研修で「うつ病を発見する人は同僚がダントツです!」とお話したら

「いや、どの会社で聞いても家族と答えました」と同業の方からご意見をいただきました

 

そこで表現を訂正したいと思います!

「Aさんがいつもと違うな、うつ病かもしれないな」

気づくのは同僚

「心配だから病院へ行ったら」

受診を促すのは家族

ということなのかもしれません

「発見」がどの時点を示すかによると思います

 

同僚はおかしいなと気づいていても

行動に移すのをためらうことがほとんどです

 

変なこと言えないし、もし違ったら...

そのうち治るだろうし

いずれ上司が気づくだろうし

自分には責任ないし

 

これではせっかく気づいていても

早期対応に導くことはできませんね

 

ではどうすれば良いのでしょう? 

 

 

うつ病の当事者はうつ病だと判断できない
みんなで支える

うつ病の症状(その人らしくなくなる)

うつ病のAさんの

「その人らしさ」をよく知っているのは同僚でした

 

いつもはちゃんと挨拶するのに最近目も合わせない

真面目だから書類の提出が遅れることがないのに上司に注意されて出していた

メールの返信がすごく遅い

 

いつものその人らしくない出来事が重なったら

うつ病の症状かもしれません

早期対応のカギ

ただその人らしくなくなっていることに気付いても

同僚だでけで対応することをさせたくありません

 

大切なのは

同僚が誰に相談すればいいか知っていること

=社員教育 職場教育

相談された管理職としてどう対応するか知っていること

=ライン管理者研修 メンタルヘルス教育

健康管理または人事部門が相談先であることの明示すること

=ライン管理者研修での説明 会議等での周知

 

会社全体としてメンタル不調者発生時

相談する相手は誰で

対応できる部署がどこかを

明確にしておくことが早期対応のカギになります

 

皆さんの会社ではいかがでしょう?

 

うつ病は早期発見・早期対応すれば

当事者にとっても

会社側にとっても

苦しみを最小限にできますよ

 

本日もご訪問ありがとうございます